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更新日: 2023年11月12日
モヘアのニットやカーディガン、セーターがおうちクリーニングがNGな理由とは!?
ジュネさんこんにちは!ファッションケア歴30年のジュネです。本日はふわふわであったかなモヘアニットなどの洗濯やお手入れ方法についてのご紹介です。モヘアのニットやカーディガンはふわふわで温かく、柔らかい感じが女子らしいですがそんな良さを感じにくくなってしまうことでお悩みの方は多いのではないでしょうか?
そんな方へ向けて、本日はモヘアの良さを失わないためのお手入れ方法についてまとめさせて頂きました。
この記事はこんな方々へおすすめ!・モヘアのお洋服をご自宅で洗濯しようとされている方
・大切なモヘアのお洋服のクリーニングをお考えの方
・いつもキレイなお洋服を着ていると思われたい方
この記事ではふわふわであったかくて、冬のおしゃれに欠かせないモヘアのニットについて、お気に入りのセーターや大切なカーディガンはおうちクリーニングがNGな理由について、プロの視点に合わせ実体験とともに詳しくご紹介させていただきます。
もしも大切に着ているモヘアのニットやカーディガンをご自宅の洗濯で失敗したくないなら、創業70年以上の歴史ある当社ニックのこだわりたい方のための宅配クリーニングにてご新規様限定の特別プランをご用意していますので是非一度こちらをぜひチェックしてみてくださいね。
本日の記事のテーマ
モヘアのニットなどのおうちクリーニング(洗濯)失敗談
モヘアのニットをおうちクリーニングでダメにしてしまった経験、何を隠そう、私にもあるんです!
「家で洗える」と言われて買ったセーターだったので、手洗いしてみたのですが・・・結果は、2度と着られない状態になってしまいました(泣)
ふわふわが気に入っていたセーターでしたが、縮んで固くなり、ふわふわ感は失われてしまいました。
型も崩れてしまったので、少しでもよくなればとアイロンでのばしてみましたが、どうにもなりませんでした。
ふわふわだったモヘアが縮んで固くなってしまったなんて、泣いても泣ききれない・・・こんな経験もう2度としたくないんですよね。
モヘアのニットの正しいお手入れ方法とは?
①モヘア素材はドライクリーニングがおすすめ
モヘアのセーターやカーディガンの正しいお手入れはドライクリーニングです。
ドライクリーニングなら、縮みや型崩れすることなく、モヘアの特徴を失うことなく洗うことができます。
②モヘア素材のドライクリーニングならどこも同じ?
実はドライクリーニングもさまざまです。
洗いの基本は溶剤ですが、どんな溶剤をどのように使うか、によって仕上がりに違いが出ます。
溶剤には一般的に使われることの多い石油やパークなどがありますが、モヘアに適した溶剤と言えばフッ素系溶剤です。
フッ素系溶剤は他の溶剤と比べて、モヘアへのダメージを最小限に抑えて洗うことができます。
③モヘアは細部までこだわったクリーニングケアが重要!?
フッ素系溶剤は他と比べとても高価なので、使っているクリーニング店は少数です。
材料がとても高価なのでクリーニング料金も安くはできません。
そのかわり、モヘアの良さをそのままに洗うことができるのでおすすめです。
創業70年以上の歴史を誇るニックのクリーニングはフッ素系溶剤を使用しているので、大切なモヘアのセーターやカーディガンも安心しておかませいただけます。
モヘアのニットやセーターその特徴とは
ここまでモヘアのニットやカーディガンなどの、お手入れ方法について話をさせて頂きましたが、ここからはモヘアの特徴やなぜ自宅での洗濯がNGなのかについてご紹介させていただきます。
まずそもそもモヘアは天然素材で、モヘアはアンゴラヤギの毛のことを言います。
モヘアの特徴は主に3つあります。
①モヘアのセーターやニットは毛足が長く光沢がある
モヘアのニットやセーターの繊維はウールに比べ毛足が長く、生糸のような光沢があるのが特徴です。
それでいて丈夫な繊維なのでセーターやニットはもちろん、毛布、ショールなどに使われます。
②モヘアのセーターやニットは保温性が高い
毛足が長いモヘアは、たくさんの空気を含ませることができます。
保温性は繊維が含む空気が暖められて発揮されます。
毛足が長いモヘアはたくさんの空気を含むので、だから着ていて暖かいのです。
③モヘアのニットやセーターは吸湿性がある
モヘアは吸湿性が良いのも特徴です。ふわふわでもこもこなイメージで冬の素材と思いがちですが、実は吸湿性の良さから夏秋のアイテムにも使われています。
モヘアってただふわふわなだけじゃないのね。クー子さんジュネさんモヘアは化学繊維にはない天然素材ならではの特徴があるんですよ。モヘアのニットやカーディガンのおうちクリーニングがNGな理由4つ
①モヘアの毛足が絡まる
モヘアの最大の特徴は毛足が長いこと。
おうちクリーニングでモヘアに水を通すと繊維が膨張して絡まりやすくなります。
おうちクリーニングではどんなに優しく手洗いしても摩擦が起きてしまうので、繊維が絡まって固くなります。
固くなったモヘアはふわふわやもこもこが失われてしまいます。
②モヘアの光沢が失われる
繊維が絡まると光沢も失われます。
光沢は毛足が伸びたモヘアに光があたり反射したものです。
繊維が絡まると光があたっても反射が弱くなるため光沢は出ません。
おうちクリーニングは摩擦でモヘアが絡まってしまうので、光沢は失われます。
⓷モヘアの保温性が失われる
固くなったモヘアは保温性も失われます。
保温性はモヘアに空気を含むことで温められます。
モヘアが絡まり固くなると十分な空気を含むことができなくなるため、保湿性が失われます。
⓸モヘアの吸湿性が失われる
天然素材のモヘアは、モヘア自体に復元力があります。
吸湿性のあるモヘアは一度含んだ湿気を外に排出します。
繊維がすっと伸びたモヘアは吸湿性と排出性が高いのが特直ですが、絡まって固くなったモヘアはその機能が低下します。
デメリットおうちクリーニング(洗濯)のデメリットや4つのポイント
①モヘアの毛足が絡まる
②モヘアの光沢が失われる
③モヘアの保温性が失われる
④モヘアの吸湿性が失われるモヘアのニットやセーターの正しいお手入れとは
おうちクリーニングは水につけて洗うことでおきる摩擦やダメージで繊維が絡まることが一番のデメリットです。
繊維を絡ませずに洗うためには、ドライクリーニングが最適です。
ここではモヘアのセーターやニットのお手入れにはドライクリーニングが最適な理由を4つお伝えします。
⓵モヘアの繊維が絡まらない
ドライクリーニングは“カタチが崩れない”という特徴があります。
例えば、ティッシュを洗濯機で洗ってしまった経験ありますよね。
ティッシュはボロボロになって後始末が大変です。
同じことをドライクリーニングでやると、ティッシュはそのままの状態で出てきます。カタチが崩れない洗い方。それがドライクリーニングなんです。
モヘアの長い毛足も絡まず洗うことができるので、モヘアの良さをそのままにクリーニングすることができます。
②モヘアの光沢が続く
ドライクリーニングはモヘアを絡ませないので、固くなったり縮んだりすることがありません。
繊維は伸びた状態を維持できるので、モヘアに光があたると光を反射してつややかな光沢を維持することができます。
③モヘアのふわふわが続く
ドライクリーニングでも柔軟剤のような材料を使います。
モヘアにダメージを与えない洗浄をしつて、ふわふわをキープします。
品質の良いクリーニング店は、モヘアのニットやセーターがふんわり仕上がってきますが、特に大切にしているモヘアのニットやセーターなら、品質の良いコースを選ぶのがおすすめです。
⓸モヘアの吸湿性が続く
天然素材のモヘアは繊維を回復させる力があるので、繊維が吸い込んだ湿気を排出させることができます。
ドライクリーニングはモヘアが絡まらいので、繊維が伸びた状態をキープできるので吸湿性を維持することができます。
モヘアにはモヘアに合ったお手入れをすることがおしゃれを楽しむコツなのね。クー子さん本日のまとめ
いかがでしたか?今回はふわふわであったかくて、冬のおしゃれに欠かせないモヘアのニットについて、お気に入りのセーターや大切なカーディガンはおうちクリーニングがNGな理由について、実体験とともに詳しくご紹介させていただきます。
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2023/11/12
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