

感染者が咳をした際の飛沫(ツバ)によって衣服の表面に菌やウイルスが付着する可能性はあるのでしょうか。WHO(世界保険機関)によると、その可能性は高いと報告されています。また、衣服の生地の種類や素材にもよりますが、付着したウイルスは数時間から数日生き残るとの見解も示されています。
このことから、除菌やウイルス対策のためには、ウイルスの感染リスクになることもある衣服は定期的に洗うことが大事だと言えるでしょう。
気をつけたいのが、衣類を降らないことです。ウイルスが飛び散る危険性があるためです。CDC(米病対策センター)は、ウェブサイトの中で「洗濯前の衣服を振ると、ウイルスが飛び散る恐れがある」としています。洗濯前の衣類はできるだけ慎重に扱い、すみやかに洗濯するように心がけましょう。