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更新日: 2021年7月29日
クリーニング師からのアドバイス 大切なダウンを長持ちさせる方法
ダウンのお手入れ
冬場に暖かくて軽いダウンは大活躍ですよね。
ダウンジャケットが暖かい理由はいくつかあります。
ダウンに使われている羽毛が暖かいですよね。
羽毛が暖かいのは毛そのものの特性もあるのですが、羽毛が多くの空気を取りむ構造になっていること
空気は熱伝導率が極めて低く、熱伝導率が低いという事は裏返せば断熱効果があるという事です。
多くの空気を羽毛が取り込むことで、外からの寒さから守ってくれます。
またダウンの多くは外の生地にナイロンを使っている場合が多いです。
ナイロンも綿や麻に比べると熱をためやすい性質があります。
なので軽くて温かいです。
ダウンの普段のお手入れ
外出して帰ってくるといろいろなものが付着しています。
目に見えるものではどっかに擦ってしまいしみになったり食べ物をおとしてしまったりとか、これらは目で見えるのでわかりやすいですが空気中のホコリや舞っている花粉、クルマから排気される排気ガスなどがあります。
これらの付いたものをブラッシングなどで落とすだけでもだいぶ違います。
つきっぱなしだと生地にも良くないので帰宅したらブラッシングする習慣をつけるとよいでしょう。
シーズン中に1回洗っておくこと
シーズン終わりまで着込んだダウンジャケットは汚れが多く付いてます。
襟や袖口を見てうっすら汚れていると思ったらお手入れのサインです。
黒くなるまで着てしまうと落ちきれなくなることがありますので注意が必要です。
シミが付いたままにしておくとシミ自体が酸化して落ちにくくなってしまいます。
酸化とはたとえばリンゴを半分に切っておいておくと切り口が黄色く変色してくるのと同じです。
ここまでいくと落とすのに生地に負担をかけてしまします。
ダウンのボリュームは乾燥がポイント
クリーニング店でのお手入れは基本水洗いをして中の羽毛まで浸透して汚れを落とします。
また汚れを落とすだけではなくもう一つおおきなポイントがあります。
それは乾燥です。
家庭で洗濯して干しておくとなんだかボリューム感がなくなった感じになってしまいますよね。
クリーニング店ではおおきな乾燥機を使って温度を最適にコントロールしまた落差でおおきなたたき効果もあるので仕上がりがフカフカになります。
このボリューム感が大きなポイントです。
シーズン終わりにクリーニングに出してきれいに仕上がりふかふかになったダウンっていがいに場所を取りかさばってしまいます。
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