• 更新日: 2021年8月27日

    高級スーツ どこが違う?

    ジュネさん
    宅配クリーニングニックのお手入れニスタ
    70年以上続く宅配クリーニング店ニックで、お手入れ二スタとして活動中のジュネです。お手入れ歴は20年、4人家族+猫2匹で横浜市で暮らすお母さんです。家事は合理的で、仕事は生活感が出ないよう試行錯誤した経験とファッションケアのプロの観点から、お洋服のお悩み解決法をご紹介させていただきます。
    保有資格:ライフオーガナイザー®2級

    「スーツ」と一言で言っても、リーズナブルな価格のものからビックリするような価格のものまでさまざまです。
    高価なスーツはどこが違うのでしょうか?
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    本日の記事のテーマ

    当たり前ですが、まず素材が違うんです!

    高級生地ブランドの生地を使い、裏地や芯地、ボタンなど全てに拘って選ばれた素材を使用しています。
    表地は上質な光沢があってしなやかな質感、色は遠くから見ると一色に見えても近くで見ると濃淡色の糸で織られていたりします。
    芯地はリーズナブルなスーツの場合は接着剤で接着する接着芯が主に使われていますが、高級スーツの場合は馬の尻尾の毛を使用した毛芯と呼ばれる芯地を使用しています。
    最近はしなやかさや軽さなども求められているので、あえて接着芯や合成芯を使うことも増えてきているようです。
    オーダーなら自分の好みのテイストで芯地を選択すると良いかもしれません。ボタンも貝ボタンや水牛ボタンなど自分好みで選ぶことが出来ます。
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    縫製も拘っているんです!

    リーズナブルなスーツと比べると高級スーツはパーツの数も豊富です。
    そのパーツを貼り付けているのか縫い付けているのかの違い。縫い付ける場合でも機械縫いなのか手縫いなのかの違いがあります。
    高級スーツの場合は着心地に関係してくる部分は手縫いで1針1針の縫い方の強さを変えながら行うなど、「着心地」という見えない部分に手間をかけます。
    ボタンだって機械で付けたものと手縫いで付けたものとでは違います。
    このように手間をかけて作りこまれたスーツは着用後にハンガーにかけておくとシルエットが復元され、着心地も復元されます。
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    そんな高級スーツを良い状態で長持ちさせるには着用後のブラッシングや定期的なクリーニングが大切です。
    ニックでは日々たくさんのスーツのお手入れをしています。ニックではいきなり作業に取り掛かるのではなく、1点1点、プロによる目利きでお手入れ方法のプランを立てます。
    それから作業に入り、着心地を想像してシルエット出しをしていきます。その際も生地の風合を損なわぬよう細心の注意をはらって行っています。
    プロの見立て目利きで作り手の想いと着用しているお客様の想いを想像しながら、1点1点違った最良のお手入れをすることがニックの拘りです。
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    2021/08/27