サロンドプティポワ代表服部ちづさんとの対談を2回に分けてお送りします。

ちづさんのお洋服との関わり、そしてクリーニング、さらに
ネットショップニックとの関わりについてお話を頂きました。
ためになるお話満載ですので是非参考にしてみてはいかがですか？

インタビュアー
――　季節ごとの衣替えに合わせてクリーニングを行う方がいらっしゃると思うのですが、

ちづさんの衣替えの頻度について教えてください。

ちづさん
――　年間の衣替えは、冬と夏の2回だけではなくて、もっと細かくしていますね。

洗っていない洋服、お手入れしない洋服を来季まで残すことはできませんし、

クローゼットにかけたままにするのではなくてクリーニングすることが大切だと思います。

ニック
――　最近は家庭でお洗濯をする方も結構いらっしゃいますよね。

ちづさん
――　それって、服によっては良いとは言えない面もありますね。

ニック
――　シミを残したままだと取れなくなってしまいますし、虫食いも起こりますしね。
でも「家で洗わないで」とも言えないのが現状です。

ちづさん
――　私のクリーニングの基本はコート。

気に入った物を長く着続けたいので購入後のメンテナンスも考えますね。

費用対効果がある服は長く着るので、メンテナンス代がかかると思って買わないといけませんから。

夏場は家で洗うこともありますが、しまうときにはクリーニングに出します。

白いシャツは家で洗濯してもきれいにし続けるのは難しいので、必ずクリーニングするようにしています。

質問
――　クリーニングで、これは困った、失敗したと言う事はありますか？

ちづさん
――　私はシミですね。シミを付けては全部失敗してるのですよ。

今まで出していたクリーニング店は、襟のブランドのネームタグもきれいになっていなかったですし。

でも「ニック」では、ネームタグがすごい真っ白になって返ってきますよね。

そこでも「ニック」の品質の違いを感じましたよ。

ニック
――　どうしても首の周りは汗などで汚れてしまいます。そして汚れが取れなくなりますよね。

ちづさん
――　「ニック」に最初に出したお洋服は、ネイビーのジャージー素材の服でした。

汗染みがあった服を出して、きれいになって戻ってきたので「わ！すごい！」って感動しました。

実は、あのジャージは、もう捨てなければと思っていたのですよ。

インタビュアー
――　クリーニングでしかきれいにできないお洋服もありますよね。

ご家庭でのお洗濯が難しい素材のお洋服についてはどのようにされていますか？

ちづさん
――　シルクは家庭での洗濯は難しいですよね。

自分でシルク洗う人で「シルクを洗うのが得意なの」と言う人もいて、

水に弱いのに大丈夫かな、と心配になります。
私は前にシルクの白いペイズリー柄の服を「ニック」に預けましたが、

家で洗ったら紙のように生地がつぶれてしまった服を元に戻してもらえました。

それでまたすごい！って実感したので、友人にも

「家で洗うにしても、何回かに一回はクリーニングに出したほうがいいですよ」ってお話ししていますよ。

Aさん
――　私もお洋服を出させていただいて、シルエットが他と全然違って驚きました。

インタビュアー
――　自分で手洗いしないのはどうしてですか？

ちづさん
――　やっぱり自分で洗うと変形してしまうから嫌なのですよね。

ぺったんこになるし、くたびれてしまいますし。

「ニック」は買った時の新調感が戻って返ってくるから、そこがすごいなぁと嬉しくなります。

私のお客さまが「ニック」に一回お願いしたのですが、

その後値段的に安いクリーニング会社に出したら失敗したんですって。

「やっぱりニックに戻す」って言っていました。

ニック
――　でもそれも普段からちゃんとお手入れされていらっしゃるから戻せるのですよ。

逆に言うとあんまりくたびれさせてからクリーニングに出されても、

それはもう美しくするのは残念ながら無理、というお品物も見かけます。
ある程度のダメージでお手入れをしていたら、

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ずっと良い状態で着続けていただけると思いますよ。