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更新日: 2021年8月17日
おうちクリーニング「レーヨンはクリーニング屋さんでも手を焼く!」
こんにちは。
とうとう明日から9月ですが、まだまだ暑い日々がつづきますね。
今日は夏にサラッと着るのにぴったりなレーヨンです。
シルクに似た光沢と手触りがありながら、お手軽な値段で家計にも優しいです。
しかし、お手入れはクリーニング屋からみてもかなり難しいです。
レーヨンは紙?
なぜ難しいかというと、レーヨンは「紙」だからです。
「生地なのに紙?」と思いますよね。
レーヨン素材の衣類は洗濯しないほうがよい理由と、レーヨンの正しい洗い方をご案内します。輪ジミ、シワ、毛羽立ち…扱いが難しいレーヨン
レーヨンは化学繊維で、紙と同じ木材のセルロース成分(パルプ)を主原料とする再生繊維です。
レーヨンを紙を水に浸すとボロボロに形が崩れてしまいます。
レーヨンも紙と同じ成分でできていることを考えれば、洗濯するリスクを想像できます。
実は、レーヨンは化学繊維の中でもクセの強い性質を持つ素材。
汗などの水分を含むとその部分が膨らみ、輪ジミに見えます。
また、レーヨンはシワになりやすく、摩擦に弱く、毛羽立ちしやすい性質があります。
うっかり洗濯をして洗濯機で脱水すると、細かく小さなシワがたくさんついてしまいます。
脱水でついたレーヨンのシワは、プロでもキレイに伸ばせないほどです。
それでもお家でなんとか洗いたい!
しかし、買いやすい分出来ればお家で洗いたいですよね。
どうしても家庭洗いをする場合は、「とにかく優しく」と「スピード」が勝負です。
まず、基本は洗濯桶で手洗いでおこないます。
水洗いの洗濯機のなかで振り回されたら、すぐにヨレヨレになりやすいです。
洗濯桶の中に水温30℃以下の水と、おしゃれ着洗い用の中性洗剤をいれます。
そこにそっとレーヨンのお洋服をいれ、優しく押し洗いをしましょう。
それほど汚れていないようでしたら、30秒ほどで十分です。
そのあとはしっかりと泡が出なくなるまですすいでください。
しっかりとすすいだら、バスタオルでタオルドライをしてください。
お家での干し方
風通しの良い日陰で、直射日光はさけましょう。
そして、おすすめは平干しです。
平干しネットなども売っており、安いものだと100円程度で手に入ります。
これならどこもひっぱられていないので、型崩れの心配もなく干すことができます。
ニットなどにもおすすめですね。
しかし、昔は100円均一のお店などで購入が可能でしたが、今は販売しているところは少ないようです。
きれいに干したいけど平干しネットが手に入らない場合は、広げたバスタオルのうえに平らにおいて干しましょう。
クリーニング屋さんにお任せするのがおすすめ
お家で洗えると良いのですが、やはりベストはプロにお任せしてしまうのが一番です。
ニックなら扱いが難しい素材も優しく洗いつつ、汗もすっきり落とします。
繊維に汗が残ったままだと、変色やシミなどのダメージを生地に与えてしまいます。
レーヨンはとてもデリケートな素材であることをよく知り、安心できるクリーニング店にご用命ください。
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