• 更新日: 2022年11月7日

    ドライクリーニングは溶剤が違う!カシミアやウールも縮まない?

    ジュネさん
    宅配クリーニングニックのお手入れニスタ
    70年以上続く宅配クリーニング店ニックで、お手入れ二スタとして活動中のジュネです。お手入れ歴は20年、4人家族+猫2匹で横浜市で暮らすお母さんです。家事は合理的で、仕事は生活感が出ないよう試行錯誤した経験とファッションケアのプロの観点から、お洋服のお悩み解決法をご紹介させていただきます。
    保有資格:ライフオーガナイザー®2級

    ドライクリーニング店を選ぶとき、みなさんはどのように選んでいますか?

    家に近いから、という理由で選ぶこともあるようですが、ドライクリーニングに出したら、カシミヤやウールの服が縮んでしまった!なんてお声をいただくこともあり・・・そのたびに心が痛みます。

    それはもしかすると、ドライクリーニングで使う溶剤が原因かもしれません。

    もしもカシミヤや良質なウールをドライクリーニングで縮ませたくない、ダメにしたくない・・と心配でしたら、70年以上歴史のあるニックが期待以上の品質でお届けする宅配サービスでご新規様限定の単品お試しプランをご用意してますので、こちらをぜひチェックしてみてくだいね。

    今回は、ドライクリーニングはどこも同じと思っているあなたに向けて、実は溶剤の違いがカシミアやウールが縮む原因になっているかもしれない、ということについて他では語られない内容を詳しくお伝えさせていただきます。

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    1.ドライクリーニングの決め手は溶剤

    ①溶剤の違いが品質の違い

    近所には複数のクリーニング店があり、どこも同じ?、と家の近所を利用されることが多いようです。

    でも、ドライクリーニングの品質に大きな影響を与えるのが実は洗浄に使う「溶剤」なんです。

    ②フッ素系溶剤が良い理由

    ハイブランドや高級服をお預かりするニックでは、ドライクリーニングにフッ素系溶剤を使っています。

    理由は2つです。
    ひとつは、服へのダメージが少なく洗うことができるので、カシミヤや良質なウールが縮まりません

    もうひとつは、揮発性が高く毎回蒸留ができるので、いつもキレイな溶剤で洗えるので清潔に洗うことができるからです。

    ③ダメージが少ない

    フッ素系溶剤は他の溶剤と比べ、服へのダメージが少なく洗える溶剤です。

    アタック性が弱いので、カシミヤやデリケートなウール、ハイブランドを洗うのに適した溶剤と言えます。

    逆に言うと、汚れの強い服には不向きな溶剤なので、例えばスポーツをした後の衣類や何日も着続けた服を洗うときには向かない溶剤です。

    ④毎回蒸留で清潔洗浄

    フッ素系溶剤は揮発性が高い溶剤なので洗浄後、毎回蒸留して使います。

    蒸留することで常に新鮮な溶剤で洗えるので、衣類をキレイに洗浄することができます。

    2.石油溶剤のあるある

    ①蒸留できない石油溶剤の使われ方

    一般的にドライクリーニングの溶剤には安価な石油が使われます。

    石油はフッ素系溶剤と違い、蒸留ができません。引火してしまうからです。

    蒸留できない石油溶剤は、捨てるしかないので、何度も同じ溶剤を使って繰り返し洗います。そのため、汚れが溶剤の中にたまっていきます。

    ②汚れた石油溶剤で洗った結果

    汚れた石油溶剤で洗った服は、キレイな色のカシミヤやウールが灰色や茶色にくすんだり、クリーニング後の服が石油のイヤな臭いがついて戻ってきたりします。

    これは「逆汚染」と言って、何度も洗った汚れた溶剤によって、溶剤の汚れが服についてしまった状態です。

    逆汚染は服の色をくすませ、イヤな臭いをおこさせます。

    今回は、ドライクリーニングはどこも同じと思っているあなたに向けて、実は溶剤の違いがカシミアやウールが縮む原因になっているかもしれない、ということについて他では語られない内容を詳しくお伝えさせていただいています。

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    3.身近だけれどよくわからないドライクリーニング

    ①どうやって洗ってるの?

    クリーニングに出しているけれど、ドライクリーニングってどうやって洗っているのかはあまり知られていません。

    簡単に言ってしまえばドライクリーニングとは ”油” で洗う洗浄方法です。

    油汚れを油で落とすという感じです。

    油と言っても色々あるように、溶剤もいろいろです。

    日本の9割のクリーニング店は、石油系の溶剤を使用していますが、ニックでは、フッ素系溶剤を使います。

    フッ素系溶剤の価格は石油系溶剤の10倍です。

    それでもニックがフッ素系の溶剤を使うのは「キレイな洗浄」にこだわるからこそです。

    ②原因は溶剤の「鮮度」

    石油溶剤ははじめは透明でも黄色、茶色と汚れていきます。

    クリーニング店から衣類が戻ってきたら臭う!

    大切なカシミヤやウールが黄ばんでしまった!なんて経験はクリーニングあるあるですがその原因は溶剤の「鮮度」です。

    おうち洗いを例にお話をさせていただくと、水洗いをするとき、常に新しい水で洗い、使用済みの水は下水にそのまま流すことが出来ます。

    でもドライ溶剤は下水に流すことが出来ません。

    産業廃棄物となります。
    そのため何度も使いまわすことになるのです。

    蒸留できる溶剤とできない溶剤では、使いまわすににしても蒸留されてキレイになっている溶剤なのか、古いまま使いまわしている溶剤なのかに違いが出るのです。

    ニックでは、これからも溶剤を蒸留洗浄して、きれいにしていきます。

    4.本日のまとめ

    いかがでしたか?今回は、ドライクリーニングはどこも同じと思っているあなたに向けて、実は溶剤の違いがカシミアやウールが縮む原因になっているかもしれない、ということについて他では語られない内容を詳しくお伝えさせていただいていました。

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    冒頭でもお伝えしましたが、もしもカシミヤや良質なウールをドライクリーニングで縮ませたくない、ダメにしたくない・・と心配でしたら、70年以上歴史のあるニックが期待以上の品質でお届けする宅配サービスでご新規様限定の単品お試しプランをご用意してますので、こちらをぜひチェックしてみてくだいね。

    2022/11/07