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更新日: 2021年8月17日
おうちクリーニング「夏のお洋服、麻と綿」
暑くなってくると、麻と綿が活躍してきますね。
夏でも快適にいれるように麻のマスクなんてもの最近よく耳にします。
では麻と綿、それぞれどんな特徴があるでしょうか?
麻と綿の特徴
麻は植物の茎か採れる繊維で、ストローのように中が空洞になっています。
水分の吸湿や発散性に優れているので、きたときにさっぱりとした清涼感があります。
クールビズはもちろんカジュアルな着こなしにもおすすめです。
しかしシワになりやすく摩擦で毛羽立ちやすいので、長時間の着用は避ける方が無難。
バッグなどをもってお出かけの際には、擦れにも注意が必要です。
夏に適したお洋服ですが麻にとって汗は大敵!
変色や色褪せの原因になるので、汚れは早めに落としましょう。
お家洗いもできますが、摩擦による白化、色のくすみ、クッタリ感が出てしまうので、良い状態で長く着るにはプロに任せるのがおススメです。そして綿は木綿植物の種子に付く綿毛を収穫してつくられる繊維です。
綿は植物繊維なので、親水性が高いという特徴があります。
汗や水分をよく吸収し、保温性、染色性にも優れていて、自由な色に着色できます。
加工方法も数多く、絹のような光沢から麻のような風合いまで広い範囲で加工できます。
汗や水分をよく吸収するメリットの反面、汗・果汁・飲み物など、水溶性の汚れには要注意。
汚れを放置しておくと、黄ばみや変色の原因となってしまいます。
水溶性の汚れをしっかり落とすには、ウェットクリーニングがおすすめです。ショッピングや会社などでは麻、お子様と遊びに行くときやレジャーに出かけるときは綿、など使い分けるとより快適に夏を過ごせますよ。
麻の家庭洗濯
中が空洞でストローのようになっている、と説明しましたがストローも一度ポキッと曲げると元には戻らないですよね。
麻も同じです。
基本的に丈夫ですが、何度も洗濯をしたらシワだらけになり元に戻らなくなります。
洗濯機で洗うときはネットにいれてやさしいモードで洗ってあげましょう。
そして脱水時間はできるだけ短くしてください。
乾きが悪い場合は、バスタオルで挟んで平おきし、上から手のひらでたたくようタオルドライをしてみましょう。
シワを伸ばす事を意識してください。
少しでも永く着れるように、日々のお手入れの一手間を大事にしていきましょう!
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2021/08/17
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