• 更新日: 2021年8月9日

    ヒートテックはアウトドア向けか?

    ジュネさん
    宅配クリーニングニックのお手入れニスタ
    70年以上続く宅配クリーニング店ニックで、お手入れ二スタとして活動中のジュネです。お手入れ歴は20年、4人家族+猫2匹で横浜市で暮らすお母さんです。家事は合理的で、仕事は生活感が出ないよう試行錯誤した経験とファッションケアのプロの観点から、お洋服のお悩み解決法をご紹介させていただきます。
    保有資格:ライフオーガナイザー®2級

    寒い冬はひとむかし前は重ね着をしてモコモコになっていたのですが、

    この10年ぐらいで大きくファッションも進化したと感じます。

    その代表的なアイテムがユニクロのヒートテックに代表される、吸湿発熱素材のインナーです。

    メーカー各社から様々な商品名で販売されていますが、ざっくりいうと、汗などの水分を吸収して熱に変換する繊維を用いたものです。

    発売当初はモノトーン一色だったものが、より色・柄も豊富になりアイテムも増えて

    冬には欠かせないアイテムになったといっても過言ではないでしょう。

    高級ブランドのこだわりクリーニング
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    おまかせ!

    アウトドアの時はヒートテックはNG!

    寒い冬のアウトドアにはもってこいのインナーのように見えますが、気をつけてください!

    汗をかかない、キャンプや釣りなどには向いているかもしれませんが、登山やハイキングなど汗をかくアクティビティには全く不向きでむしろ危険です。

    登山やハイキングで歩き始めこそ暖かく感じるものの、発熱繊維のせいで、より汗をかくようになり、さらに繊維が吸いきれない量の汗で飽和すると発熱が止まります。

    そして、ひとたび飽和した繊維は速乾性がないため、濡れた状態で冷えていきます。

    登山であってはならない、汗冷えの状態となります。

    天候や気温、フィールドの状態など様々な条件を考慮すれば、最悪の場合、低体温症の危険も想定されます。

    コロナ禍でアウトドアが注目され、登山やハイキングを始めたばかりという人はぜひ素材からインナー選びをして、安全に自然と親しんでいただきたいですね。

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