• 更新日: 2021年8月9日

    おうちクリーニング コツ 麻と綿

    ジュネさん
    宅配クリーニングニックのお手入れニスタ
    70年以上続く宅配クリーニング店ニックで、お手入れ二スタとして活動中のジュネです。お手入れ歴は20年、4人家族+猫2匹で横浜市で暮らすお母さんです。家事は合理的で、仕事は生活感が出ないよう試行錯誤した経験とファッションケアのプロの観点から、お洋服のお悩み解決法をご紹介させていただきます。
    保有資格:ライフオーガナイザー®2級

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    おまかせ!

    暑い時期に大活躍する、麻と綿のお洋服

    最近ではマスク生活が定着し、夏でも快適に過ごせる麻のマスクも出てきています。

    そんな麻と綿、それぞれどんな特徴があるのでしょうか?

    特徴を知っていると、お手入れのコツも分かりますよ!

    麻の特徴/注意点・長持ちする着こなし方

    麻は植物の茎から採れる繊維で、ストローのように中が空洞になっています。

    そのため汗などの水分の吸湿や発散性に優れていて、通気性の良い素材です。

    汗ばむ季節には、べたつかずサラっと清涼感のある着心地を実感できます。

    また程良いハリ感があるので、クールビズやカジュアルな着こなしに持って来いですね!

    ・気を付ける点は?

    麻はシワになりやすく摩擦で毛羽立ちしやすいので、長時間の着用には避けた方が無難。

    バッグなどの擦れにも気を付けた方が良いでしょう。

    また麻は夏に適していますが、実は汗を吸ったまま放っておいてはいけない素材なのです!

    汗を吸ったままだと変色や色あせの原因になってしまいます。

    着用後の汚れは早めに落としましょう。

    お家洗いもできますが、摩擦による白化や色のくすみ、クッタリ感が出てしまうので、

    良い状態を保つにはプロに任せるのもおススメです。

    綿の特徴/注意点・長持ちする着こなし方

    綿は木綿植物の種子に付く綿毛から作られる繊維です。

    植物繊維なので親水性が高く、麻同様に水分の吸水・通気性にとんでいます。

    また肌触りが良く保温性、染色性にも優れていて、自由な色に着色できます。

    絹のような光沢から麻のような風合いまで、幅広く加工しやすいのも特徴です。

    ・気を付ける点は?

    綿は、汗・果汁・飲み物などの水溶性の汚れに注意が必要。

    これらの汚れを放置しておくと、黄ばみや変色の原因になってしまいます。

    水溶性の汚れをしっかり落とすには、ウェットクリーニングがおススメです。

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    家庭での洗濯方法

    麻の特徴として「中がストローのように空洞になっている」とご紹介しましたが、

    ストローのように、麻も一度ポキっと折れると元には戻らないのです。

    基本的に丈夫ですが、何度も洗濯をしたらシワだらけになり、元に戻らなくなってしまいます。

    洗濯機で洗うときは、ネットに入れてやさしいモードで洗い、脱水時間はできるだけ短くしましょう。

    乾きが悪い場合は、バスタオルに挟んで平置きし、上から手のひらで叩くようにタオルドライをしてみましょう。

    その時、シワを伸ばすことを意識してくださいね。

    このように素材の特徴を活かして、ショッピングや会社などでは麻、

    家族と遊びに行く時やレジャーに出かけるときは綿、など使い分けるとより快適に夏を過ごせますよ。

    大切なお洋服を少しでも永く着られるように、日々のお手入れのひと手間を大事にしていきましょう!

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    2021/08/09