-
更新日: 2021年8月9日
ズボンの泥除け
本日の記事のテーマ
ズボンの泥除けってご存じですか?
先日あるお客様からご指摘を受けたがありました。ズボンの泥除けが外から見えているのは仕上げのミスではないかとのこと。
泥除けって何?と思われるかと思いますが、実はこの泥除け、紳士ズボンの裾裏に付いていて、本体の踵部分が擦り切れないようにするために付いています。
ズボンの踵部分は靴にあたって擦れたり、靴を履かない時は足の甲の部分より踵が地面に付くのでとても擦れやすい箇所。
ズボンの裾が擦れたのを直すには内側に織り込んで直すため丈が短くなってしまいます。
泥よけは中に入らないよう裾の外に
なので、泥除けは裾から1~2㎜程本体より出ているのが正解。
着用を繰り返したり、クリーニングすることで泥除けが裾の中に入っていってしまうこともあるので、仕上げるときは泥除けが少し出るように注して仕上げています。
泥除けが擦れてきたらズボン本体が擦れる前に泥除け交換のお直しをすると良いですよ。
関連記事はこちら!
プリーツスカートの線はアイロンで復活させるのは難しい!プリーツを長持ちさせるコツ
大切なお洋服のお手入れなら
リピート率90%以上の
宅配クリーニングニック
を是非一度おためしください!詳しくみる2021/08/09