• 更新日: 2021年8月17日

    カビた服 クリーニング店が断わる理由は?

    ジュネさん
    宅配クリーニングニックのお手入れニスタ
    70年以上続く宅配クリーニング店ニックで、お手入れ二スタとして活動中のジュネです。お手入れ歴は20年、4人家族+猫2匹で横浜市で暮らすお母さんです。家事は合理的で、仕事は生活感が出ないよう試行錯誤した経験とファッションケアのプロの観点から、お洋服のお悩み解決法をご紹介させていただきます。
    保有資格:ライフオーガナイザー®2級

    長梅雨からの酷暑の夏。今年の夏は、カビが発生する条件が揃っています。
    カビは多湿、高温で発生します。今年は典型的な「カビ警報発令」の夏。
    実店舗には毎日、たくさんのカビた衣類をお預かりしています。

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    おまかせ!

    まずはクローゼットを点検しましょう!

    今年の春、衣替えの時期がコロナ禍で、衣替えができなかったご家庭も多いようです。
    汚れの付いたままの衣類を、そのままクローゼットにしまっているとすると、カビが発生しやすい状態になっているので要注意です!
    カビは汗や皮脂が大好き!多湿・高温の条件がそろうと、カビは汚れたところから発生します。

    もしも、しまっておいた服が湿っている・・なんとなくカビの臭いがする。と感じたら危険信号です。
    まずはクローゼットを点検してみましょう!

    カビた服はクリーニングできない?

    カビは”菌”なので、クリーニング店の多くがお預かりを断ります。

    理由は石油で洗っているからです。

    石油はもともと菌を含む材料。カビは溶剤の中で生きることができます。
    石油で洗浄するときは、菌を抑えるために除菌効果のある洗剤を入れてクリーニングします。

    石油溶剤が新鮮な一回目の洗浄は良いのですが、石油溶剤って、実は何度も使われるんです。
    揮発性が低いため、蒸留することができないので、何度も同じ液で洗って、汚れたら捨てて新しい石油溶剤に入替えます。

    何度も同じ液で洗う石油溶剤に、カビた服を入れてしまうと、他の衣類にも付着してしまいます。
    クリーニングに出してカビ菌が付いて戻ってきた!なんてことは考えたくないですよね・・。

    日本は多くのクリーニング店が石油溶剤を使っているので、カビた衣類を預かることができず、断るところが多いのです。

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    カビは怖い!

    カビはひどくなると繊維を侵食し、毛が抜けてしまい穴が開いたように見えたり、色が脱色することもあります。

    そうなってしまうと、プロでも復元することが難しくなり着られなくなってしまいます。

    そもそもカビが家の中にあるのは衛生的とは言えません。健康にもよくありません。

    カビの発生は衣類にも暮らしにも健康にもリスクが高いので
    まずはクローゼットを点検して、冬服にカビが発生していないか確認してください。

    クリーニングが済んでいない冬服はキレイに洗い、清潔にして、カビの発生を未然に防ぎましょう。

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    2021/08/17