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														更新日: 2021年8月16日 ドライクリーニングは臭う?   クリーニングからお洋服が戻ってきたと思ったらなんか臭う・・・そんな経験はありませんか? 臭いがついてかえってくるところもあれば、特に無臭でかえってくるクリーニングやさんもあります。 この違いが生まれるのは、いったなぜでしょうか。 臭いの原因はクリーニング店が使っている溶剤のニオイ ドライクリーニングとは、水を使わず衣類を洗う専用のドライ溶剤でクリーニングすることです。 お水に洗剤を入れて洗う家庭洗濯とは根本的に違います。 そして、日本の9割のクリーニング店では石油系の溶剤を使用しています。 石油のあの独特の臭さは想像できますよね。 もしクリーニングにとりにいってお洋服が臭いと感じたら、そのクリーニング店は石油系溶剤を使用している可能性が高いです。 石油系で洗ったら絶対臭うの?臭いの感じ方は個人差があるため、必ずしも誰もが気になるほどニオイがついて返ってくるわけではありません。 またクリーニング後に臭いを抜く加工をしているところもあるため、「石油系だから絶対臭う!」というわけではないようです。 石油系溶剤を使っていないクリーニング店もあります 「日本の9割のクリーニング店では石油系の溶剤を使用しています」と書きましたが、残りの1割は違います。 ニックもその1割に入っていて、石油系溶剤を使用していません。 「フッ素系溶剤365」という溶剤を使用しており、この溶剤はニオイがしません! ならなぜ9割もニオイが付くかもしれない石油をつかっているのかというと、安価だからです。 実はフッ素系溶剤365は石油系溶剤の10倍のお値段がします。 高いですね・・・汗 しかし、高級溶剤なだけあってニオイ以外にもすごい利点があります。 石油系溶剤ですと、 何回か洗いまわす→溶剤がこれ以上洗えないほど汚れたら捨てる→新しい溶剤に変える を繰り返します。 フッ素系溶剤は 1度洗い終わったら蒸留(熱を加えて気化させる)→気化させた気体を冷やして液体に→汚れが取り除かれたキレイな溶剤になる→洗う を繰り返します。 ニックが使用している溶剤なら、洗うたびに蒸留しているので毎回新鮮な洗浄液で洗えます。 もし石油を蒸留しようとしたら、引火してしまい大火事のもとになってしまうためできません。 高いことにはちゃんと理由があるんですね。 関連記事はこちら! 2021/08/16 
 
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